コルネリ
かいづか / CD

レーベル ザンギプロ/UNKNOWNMIX/HEADZ
販売価格
2,160円(税160円)
購入数
札幌で実店舗をやっていた頃、だいたいほぼ隔月ペース(コルネリのブログタイトルが隔月刊貝塚)で行っていたコルネリと鼓動タカナリのライブ企画、シリーズ貝塚。2010年に、定期的にいろんな人に店内でライブの企画をやって欲しいと思い、自分が見たい何人かに声をかけた人の中にコルネリと鼓動タカナリがいました。何回やったのかな。店を閉める2014年7月末までやっていました。毎回必ず新曲を作って披露する、と言っていたコルネリの新曲を聴くのが毎回いつも楽しみでした。共同企画の鼓動タカナリはもちろん、高橋幾郎さんや、「角煮」の二人でもあるコルネリと碧衣スイミングが二人で始めたレーベル「ザンギプロ」からアルバムをリリースした「湿った犬」の古立太一、アプトらと一緒にやったライブも印象的でした。かみのけ座銀河合唱団と名付けられたコーラス隊も圧倒的だった。この、今回HEADZからリリースされることになった「かいづか」と名付けられたアルバムには、自分の店で初めて聴いて、思わず泣いてしまったあの曲や、じんわりほのぼのしたあの曲、全く展開が読めなかったあの曲、こんにゃくを使った面白い曲(今回はとり肉の音が)、そして東京に来てから作った新曲が入ってた。幾郎さん、アプト、かみのけ座〜の数名が参加して、テニスコーツも録音した、札幌のリチャードのすごいスタジオで録音して、松川修平氏の絵がまたジャケ(2011年のコルネリの初めてのCDRのジャケットも修平氏の絵でした) になっていて。こんなにもたくさん、コルネリの、そしていろんなひとの思いが詰まった作品が出来上がって、そしてリリースされて。 
HEADZに感謝したいです。僕からも。そんな気持ちです。

歌詞も曲も、全曲印象的で濃いです。あっさりした曲が一つもない。それでいて疲れさせないのはコルネリの声質や適度に隙間を生かしつつ立体的な編曲、編集とミックスやマスタリングによるものなのかと。贔屓目ではなく、素晴らしい作品だと本当に思います。

特典:デルタ・ステッカー

以下、インフォメーション、HEADZより

碧衣スイミングと組んでいたバンド「角煮」や、Maher Shalal Hash Bazへの参加など、これまで札幌を中心に活動を続けてきたコルネリが、2014年の秋に東京へ拠点を移し、いよいよファースト・フルアルバムを発表する。

本作は、テニスコーツなどのエンジニアリングでも知られるRichard Hornerによる札幌スタジオ録音、ju sei / のっぽのグーニー名義等で活動する田中淳一郎による自宅スタジオ録音、そしてコルネリ本人によるカセットMTR録音、といった3度のレコーディングが行われ、特に札幌では、高橋幾郎(不失者、High Rise、Che Shizu等)のドラム、アプト(湿った犬)のユーフォニウム、黄倉未来や鼓動タカナリらによるコーラス隊など、コルネリと兼ねてより交流の深いミュージシャンがゲスト演奏をしており、普段の弾き語りスタイルを貫きつつも、レコーディング作品として、楽曲を引き立たせる豊かなアクセントとなっている。

全楽曲のミックスダウンも田中淳一郎が担当しており、本作でエンジニアとしての才能も開花させている。マスタリングは、HOSE / かえる目 / 豊田道倫&mtvBANDの宇波拓が担当。ジャケットデザインは、飴屋法水の公演販促物や、goat、空間現代などのジャケットも手掛けるデザイナー 石塚俊によるもの。

コルネリの産み出すやわらかいメロディーと、澄み透った歌声と、長閑やかでおとぎ話のようでもある歌詞世界は、親しみやすくも懐かしい感覚で、いつかの・どこかの・だれかの記憶を巡っていくようでもあり、本作のジャケット絵を描いた画家 松川修平のブログ・タイトルの「ニュー素朴派」という言葉と、まさにシンクロしているかのようである。とにかく、じっくり時間を掛けて耳を傾けて欲しい。繰り返し聴いていると、形容のしようがない何かが、自ずと立ち上がってくるはずである。